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- ラベンダーの属名ラヴァンドラ(Lavendula)は、ラテン語で『洗う』を意味しており、古代ローマの人たちが好んでラベンダーを浴場に入れたことに由来する。
- 日本では、昭和初期に北海道で試験栽培されたのがはじめだといわれていいる。
- ラベンダーは原種、栽培種含めて数十種類あり、その代表的な区分けは以下のようになっている。
- 《ストエカス系》フレンチ系とも言う
- ストエカス系とデンタータ系に細分化される
- ストエカス種は、花穂が肉厚で丸く、ウサギの耳のような苞を持つ。
- デンタータ種は、ギザギザの葉で、四季咲きの傾向がある。
- 耐寒性はあまり強くないが、耐暑性はある。
- 《スパイカ系》イングリッシュ系とも言う
- 最も古くから薬用や香料などに利用されている種類で、ラベンダーの代表格。コモンラベンダーとも呼ばれる。
- 日本でも品種改良が行なわれ、ヨウテイ、ハナモイワ、オカムラサキ等の品種がある。
- 耐寒性はあるが、耐暑性はあまりなく蒸れにも弱いタイプです。
- 《ラヴァンディン系》
- イングリッシュ種とスパイカ種の交配でできたものとされ大型で、葉幅の広い。
- 耐暑性の強い品種。
- 栽培の容易さから、多数の品種が改良され、強健種が多くガーデン用として広く栽培されている。
- 《プテロストエカス系》
- 葉に鳥の羽のような深い切れ込みがあり、花穂は3本に分かれる。
- 香りはあまりよくないので、鑑賞用に。
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