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キク科  /  シソ科  /  セリ科

 キク科は、双子葉類合弁花類に属する植物の1分類群です。顕花植物の中で最大の「科」で、約2万3000種あり、約1000属に分類されます。 キク、タンポポのように小さな花がたくさん集まっていて、それが一個の花に見えるのが特徴です。

キク科 (Compositae)のハーブ

《葉・茎の特徴》
  • 花の近くにある小さな葉(苞)が集まって花の下を包んでいて、 ガクのようみ見えるのが、総苞と呼ばれる。
《花・種子の特徴》
  • 多数の小花が頭状の花序に密に集まって、周囲の総苞とともに頭花(頭状花序) を構成する。
  • タンポポのような花(舌のように細長くなった舌状花のあつまり)、 アザミのような花(下部が筒状になった筒状花のあつまり)の2種類ある。 この2種類の小花の組み合わせによって、頭状花の形にはは3種類(舌状花のみ、筒状花のみ、 2種類ともあるもの)がある。
  • 各小花はいずれも雄しべと雌しべをそなえた子房下位の両性花であることが、 キク科の特徴。(他の科から識別する特徴)
  • 子房の上には白い毛が並び、冠毛(がくにあたるもの)とよばれ、 実が熟すと種子を飛ばすパラシュートになる。
  • 雄しべは5本がくっついて筒(集約雄ずい)になる。
《その他の特徴》
  • 学名には、基準属に由来するAsteraceaeも用いられる。
  • 科名のCompositaeは「各種の要素からなる」の意で、この頭花に由来する。
  • 双子葉植物のなかではもっとも進化した植物群で、 日本中に帰化植物だけでも100種以上ある。
《キク科のハーブ》

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