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多数の小花が頭状の花序に密に集まって、周囲の総苞とともに頭花(頭状花序)
を構成する。
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タンポポのような花(舌のように細長くなった舌状花のあつまり)、
アザミのような花(下部が筒状になった筒状花のあつまり)の2種類ある。
この2種類の小花の組み合わせによって、頭状花の形にはは3種類(舌状花のみ、筒状花のみ、
2種類ともあるもの)がある。
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各小花はいずれも雄しべと雌しべをそなえた子房下位の両性花であることが、
キク科の特徴。(他の科から識別する特徴)
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子房の上には白い毛が並び、冠毛(がくにあたるもの)とよばれ、
実が熟すと種子を飛ばすパラシュートになる。
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雄しべは5本がくっついて筒(集約雄ずい)になる。
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