Home -> 徒然なる読書 -> 徒然読書日記 -> 2005分 -> 2004分  【書店リンク集

徒然読書日記

 いままでは、いつまで経っても仕事は忙しく、自分の時間を持つのが難しいと諦めてい ていました。
しかし、泣き言ばかりで、歳を重ねていくのもチト寂しいので、今年は奮起し、月に一冊 以上は本を読もうと目標を立てました。

最近では、インターネット上の書店で、書籍を1500円以上購入すれば送料無料 ※1 になり、書店に行かなくても気軽に本が買えるようになりました。便利な世の中です。 巷で話題の本をインターネットで取り寄せ、月一冊以上の読書にチャレンジしたいと思います。
徒然なるままに読書日記をお送り致します。

※1:私が良く使う BK1 以外にも、 アマゾン楽天市場 でも1,500円以上の購入で送料無料です。ちなみにBK1の場合、支払い方法はコンビニ、クレジットカード、着払いから選択できます。
各サイトの特徴としては、BK1はJR東日本の駅で受取りが出来ること。 アマゾンは、中古書籍が購入できるほか、家電、パソコン、DVD等多彩な品揃え。 楽天市場は、言わずと知れた総合インターネットショッピングモールの一部として、 購入価格の数パーセントが楽天ポイントとして付加されます。
〜偏見に満ちた本のお薦め度を★で評価しました。(Maxは★★★★★です)〜

【2006年5月】

千円札は拾うな。  

千円札は拾うな。  ★★

 奇抜な題名ですが、内容はいたってまじめ。 本書の前半は、近年の雇用流動化の流れの中で、「勤勉・努力」の定義が変わり、以前のようにただ頑張るのではなく、「勤勉=新しい仕事のやり方を考え実行する」、「努力=minで成果を出す為の工夫をする」ことへ変わってきたとの主張のもと、仕事の成果の出し方について書かれています。
後半は、著者の実体験(会社経営)手法の紹介をからめ「成長とは今の安定を捨てること」の主張を展開しています。付随して、一風変わった著者の会社経営について、触れられていて、いかに社員教育に力を入れているのはわかるのですが、社内バーを作るとかチョットバブルの頃に流行ったようなこともしているようで・・・・・
雇用流動化と社員教育、相反することに対してどのように工夫されているのかが書かれていれば良かったのにと思いました。


藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門  

藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門  ★★★★

 著者のいつもながらのウィットに富んだ語り口で、わかりやすく経済関係の今後の見通しが述べられています。(本書は、品川女子学院という女子高で行なった講義録をもとに作られているので、わかりやすいのは当然かもしれませんね。)
著者の主張する今後、資産インフレに備え、土地、株へ資産をシフトすべしという主張は理解できましたが、肝心のシフトすべき資産が・・・・・お金は水と違って低きには流れてこないんですよね。富めるモノは益々ですね。
とりあえず、急激な円高に乗じてドルを買ってみるの一考かと思います。


ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる  

ウェブ進化論  ★★★

 デジタルデバイドが話題となって久しいですが、本書は、そのデジタルデバイドを乗り越えた人々に対して、新たら訪れる変化をわかりやすく解説&予言しています。
アマゾンに代表されるITの特質を生かしたロングテールを取り込む企業戦略、グーグル・アドセンスのような「不特定大多数×微量=新たな価値」、リナックスに代表される無償のプラットホーム等、インターネット普及を境に価値観が変わるほどの変化がありましたが、今後これと同規模の変化(Web2.0)が起きるかもしれません。
今までは、あくまで情報、ソフトは個々人のハードにデータを蓄積することを前提としていましたが、これからはネットの「あちら側」(たとえば、グーグルのGメール)の提供するシステムに蓄積されていくかもしれない。その蓄積された情報をうまく活用することで、新たなビジネスチャンスが発見できる。残念ながら、その流れに乗っている日本企業はないようです。


ダメな自分を救う本―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック  

ダメな自分を救う本  ★★★

 ちょっとショッキングな題名の本。実は題名だけで引かれたのではなく、著者を知っていたからよんだんです。著者は催眠誘導とかコールドリーディング関係の本を多数執筆している石井裕之氏です。
本書の内容はずばり、自分に自信のもてない人へのアドバイス。自分に自信が無い人、人生いいことない人は、その人の潜在意識がそうさせているのであり、まず、その潜在意識を変えることが重要なんですよ〜ってことらしいです。
この辺、以前に読んだ「面白いほど成功するツキの大原則」に通じるところがあります。こちらは、あの斉藤一人氏推薦の一冊ですので、一読の価値ありです。といいつつも、その内容について、私は実践できていませんが・・・・・



【2006年4月】

三色ボールペン情報活用術  

三色ボールペン情報活用術  ★★★

内容はと言うと、人が陥る「情報を整理しないことには活用出来ない」という呪縛から三色ボールペンを使って開放してもらう話です。
著者の主張する三色使って情報を分類しよう! そうすれば、読んだそばから情報は整理される。情報との出会いは一期一会だと心得て常に真剣に読み込むべし。ということで、そのために、情報を三種類にわけ、視覚的にも読み込んでいくことにより情報が自分のものになっていくとのこと。
ちなみに、三色の分類は、
 赤・・・客観的な最重要
 青・・・客観的にまあ大事なもの
 緑・・・主観的に大切だと感じたもの(自分の感覚に引っかかるところ)
です。
情報整理の方法論として面白いな〜って思いました。


戦士たちの挽歌―Forsyth Collection〈1〉  

戦士たちの挽歌  ★★★

 本書は、冷戦終結後のフォーサイスの新たな試みとしての短編集で、単行本を文庫を出すときに分冊したものの一冊で、3話が収められています。
題名にもなった「戦士たちの挽歌」は英国における裁判制度の矛盾をうまく使ったどんでん返しが面白く、最後の結末を読んだときには、途中の裁判過程のチョット退屈な話が吹っ飛んでしまいます。
残りの2話はいままでのフォーサイス作品とは趣の違う、異なる分野の短編となっており、フォーサイスの新分野への模索する姿勢が伺えます。


D機関情報  

D機関情報  ★★★

 これは、アナザーウェイという映画の原作です。(映画は見たことありませんが、公開時に結構話題になったと思います)
 この手の本の内容を言うと読む価値をなくしてしまうので、本当の概略をいうと、戦略物資買い付けに戦時下、Uボードでドイツに乗り込んだ主人公が、終戦間際のスイスでの諜報戦にまきこまれる話です。
欧州を舞台としたサスペンスモノって日本人作家には難しい題材だと思いますが、本書は時代背景含めよく出来た作品だな〜と思います。フォーサイスの冷戦下のスパイ小説とかラドラムの謀略モノとは一味違い、終戦間際の独特の雰囲気が漂う秀逸な作品です。


【2006年3月】

ダ・ヴィンチ・コード(上)  

ダ・ヴィンチ・コード  ★★★

 文庫だと三冊なので、まとめ買いにはためらいもありましたが、なにせ、米国内で700万部以上の売上を記録し、国内でも昨年よりベストセラーとなっているんだから面白くないわけがないということで、一挙に購入。日常生活で割ける時間をすべて費やし一気に読みきりました。
本書は2006年5月20日にはトム・ハンクス主演で映画化が全世界同時公開予定で、しかもルーブル美術館が館内での撮影を許可したということでも話題になっています。
おかげで文庫本の帯に出ているトム・ハンクスが脳裏に焼きつき、物語を読み始めたときから私の頭の中のイメージはトム・ハンクス。先入観って恐ろしい。映画の宣伝とは言え、帯に写真を載せないで欲しいものです。
平行して角川書店のサイト(http://www.kadokawa.co.jp/sp/200405-05/)を見るといいかもしれません。 さて、内容はというと、ルーヴル美術館館長が館内で死体となって発見され、殺害当夜、館長と会う約束をしていた主人公・ラングドン教授が、フランス警察より捜査協力を求められる。中世宗教史中の色々な事象にまつわる謎解きをしながら核心に迫っていくストーリーは読むものを飽きさせることなく一気に結末まで。
結末に至るまでの過程からすると最後がチョット納得イカンという気もしましたが、日本人には無い宗教観を前提とした世界を堪能できます。
あまりにもベストセラーとなったおかげで、解説本「ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く 世界的ベストセラーの知的冒険ガイド」「ダ・ヴィンチ・コードの「真実」」や反論本「「反」ダ・ヴィンチ・コード―嘘にまみれたベストセラー」など、多数出版されているようです。 下巻の訳者付記を先に読むのもよいかと思います。 あと、解説は荒俣宏氏で、さりげなく本書の関連図書として「レックス・ムンディ」を紹介しているところが抜け目ない。面白そうですけどね。


「お先に失礼!」する技術  「断る」「決断する」「切り上げる」「見極める」ための極意  

「お先に失礼!」する技術  ★★★

 題名からすると手抜きの本かと勘違いしてしまいそうですが、内容はいかに効率よく仕事をこなし、豊かな人生を過ごすかの指南です。著者の置かれている状況は一般的とは言えませんので、実際に本書の主張通りに仕事をこなすのは難しいとは思いますが、自分の仕事の仕方を見直す一助には十分参考となります。
右肩上がりの経済状況で、終身雇用だった名残である長時間労働だけが残っている職場も多いと思いますが、長時間労働が会社に貢献しているわけではなく、効率的な組織への変革を求められているとの著者の主張も納得行くが、現実は・・・・・。まずは自分の能力を高めることからスタートですね。


マンハッタンの怪人  

マンハッタンの怪人  ★★★

 東西冷戦時代の終焉とともにスパイネタも無くなり、新境地を模索している中で書いたのでしょうか?
 本書の内容はというと、オペラ座の怪人の続編です。恥ずかしながらオペラ座の怪人を読んだことはありませんが、ご心配なく。そんな人のために本書の出だしはオペラ座の怪人のダイジェストを含んでいます。
フォーサイスの緻密な描写のサスペンスを期待している方には物足りないものがあるかもしれませんが、ハッピーエンド好きな私としては楽しく読むことが出来ました。


ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣  

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣  ★★★

 著者が二十歳の頃出会ったユダヤ人大富豪からの教え。その教えの中で、印象的だったのは、人生で刷り込まれた”負”を捨て、心の奥底から肯定的に生きる必要がある。人は、心の奥底で失敗した姿を想像しながら、頑張っているから結果として失敗に導かれていくんだということ。(ちなみに、以前に読んだ「面白いほど成功するツキの大原則」に通じる部分があります)
もうひとつは、感謝すること。人は自分ひとりの力では成功できない。周りの人の協力の上に成功があることを肝に銘じるべし。
 その他、合計17の秘訣が書かれています。一つ一つはある意味当たり前のようなことですが、ナカナカ実践し続けるのは難しいことかもしれません。


渋谷ではたらく社長の告白  

渋谷ではたらく社長の告白  ★★★

 ネットベンチャーのイメージって堀江モンに代表される理系の方が技術中心に立ち上げたってイメージを持っていました。しかもインターネットに関連して時代の流れにうまく乗って成功したのだと。
実際は、結構泥臭いもんなんですね。しかもここまで頑張っているのかって程。これは明確な目標と強い意志があるからやり抜けのでしょう。平凡な言い方ですが、まだまだ努力が報われるんだな〜ってチョット嬉しくなりました。
私も頑張ろうって勇気付けられ、沈んだ心が浮上していくような気がします。
 ただ、ネットバブルはじけて株価低迷の時期のくだりは少々迫力に欠けるというか、さら〜っと流しすぎているように感じまいした。本当のことは書けないのかなとかんぐってしまう程。題名の「告白」って程、センセーショナルな内容ではありませんが、ネットベンチャーの生き様が書かれていて面白かったですよ。


博士の愛した数式  

博士の愛した数式  ★★★

 数学と文学、水と油の関係のようこの二つの分野が見事に融合していることに驚かされます。数学嫌いになる前の学生さんに是非読ませたい。きっと数学を楽しむってことが出来ると思う。オイラーとかフェルマーの最終定理なんて理系の人なら常識かもしれないけど、一般には聞きなれない言葉がボンボン出てきて、チョット数学の神秘の世界を垣間見れたりもします。
 当たり前に使っている「記憶」。この記憶が80分しかもたない不便な生活を強いられている自分の世界に閉じこもる博士と母子家庭でも気丈にがんばっている家政婦親子の交流の心温まる物語です。どうしても映画の予告と重なって博士が寺尾聡、家政婦が深津絵里のイメージが浮かんできて、最初から自分でイメージを作りながら読めなかったのが残念。
 数学の楽しさも楽しめるお勧めの一冊です。


ドットコム・ショック―新旧交代の経済学  

ドットコム・ショック  ★★★

 表題からはわかるようにインターネットの爆発的な普及に伴う経済変化を切り口として、それにまつわる経済から教育まで幅広く日米の格差、日本の凋落への危機感を訴える内容でした。
毎度の大前節を読みながら、つくづく日本の未来の無さに、この国の仕組みに対する変革の必要性を感じさせます。
本書が出てから6年。さすがの大前氏の予想も当たり外れがあり、インターネットビジネスの時代の流れの速さを感じさせると共に、チョット意地悪くその当たり外れを考えながら読むのも面白いですよ。


【2006年2月】

ツイてる!  

ツイてる!  ★★★

 いつも「ツイてる!」と唱え、物事をいつも肯定に捉えれば、嫌なことはおのずと無 くなるっていうわかりやすいお話。 単純だけど、実践するのはチト難しい。実はそんな些細なことの積み重ねが後々大きな 差となってくるんですね。
著者の独特の語り口が、読んでいて、ほのぼのとさせてくれます。 しかも特別CD付き!
 ものごと複雑に考え過ぎるといけないんでしょうね。色々な問題の根元は実は単純な 食い違いの積み重ね。木を見て森を見ずとならないように、問題が起きたら一呼吸して、 一歩離れた立場からじっくり考えてみると案外単純なもの。 問題が起きて対処療法的に対応するからパニックになって大変なんですよね。 そんな反省の思いが浮かんできます。


ロウアーミドルの衝撃  

ロウアーミドルの衝撃  ★★★

 今までの著書の中で主張してきたことについて、その最新データを元におさらいしたような内容でした。 私はまだ読んでいないんですけど、チョット前に流行った「下流社会」に重なる内容も含まれているんだと思います。
 著者の主張にもあるように、今まさに手を打たなくては手遅れになるとは誰もが思うところだと思うんですけど、 実際は無理なんだろうなとの無念さを感じるのは私だけでしょうか?
何かの記事で、現在の日本の平均年齢から、すでに改革を受け入れたがらない世代が主流となっているので、 改革自体が手遅れだとの出張を読んだことがあります。将来に不安を抱いている若い世代の選挙率が低いの もそれに輪をかけて、将来を悪化させる原因なんでしょうね。
 森本卓郎氏の主張のように、ほんとうに、年収300万円時代がやってきているんだな〜と実感させられます。


人生の100のリスト  

人生の100のリスト  ★★★

 J−WAVEで有名なロバートハリスさんの著書です。J-WAVEを聞いている時から謎な人だ な〜って思っていたんですが、この本を読んで納得。こんなに波乱万丈な生き方をしてき たのかと驚かされます。
同じ人生、ここまで色々な体験が出来て、なおかつまだ新たな体験を求めて生きている ってすごいことです。
17歳の時に書いた人生でやりたいこと100のリスト。 この思いつきもすごいけど、その内容も奇抜です。面白い人生を過ごせる人って最初から 違うのかなって。
 私もチト手遅れな気もしますが、これからの人生を少しでも有意義に出来るようにやり たいことリストを作ってみるのもいいかもしれないな〜って思います。ただ、100も思 いつくか・・・・・


仕事と人生で成功する人の図で考える習慣  

仕事と人生で成功する人の図で考える習慣  ★★★

 図解で有名な著者なので、てっきり図解による仕事術かと思ったら、適職セミナーを本 にしたような内容で、著者の開発した人生鳥瞰図の手法を実例を交えて解説してあります。
 これから、いままでのように右肩上がりではなく、弱肉強食的な社会の到来が予想され る中、今後の人生の棚卸、これからの目標設定、自己実現、等色々と活用できるのではな いでしょうか。



【2006年1月】

お金の現実  

お金の現実  ★★★★

よく日本人はお金の勉強をしなさ過ぎる、お金を不浄なものと考え過ぎると言われており、 そんな内容のマネー本が各種出ていますが、本書はちょっと毛色が違います。
著者の実体験に裏打ちされたお金の現実とは、結局は昔からのお金をためる真理は今でも変わ らないとことでしょうか。
また、書き方もエッセイ風で読みやすく、お金に対する考え方を見直すきっかけとして良いの ではないでしょうか?
 それにしても著者の読書量には毎度のことながら敬服します。ただ、引用しすぎるような気 もしますが。


宝島社文庫「社長をだせ!」  

「社長をだせ!」  ★★★

 クレーム処理している人って大変だな〜っていつも思います。本書を読んで、 ますますそう思いました。
著者はカメラメーカーのクレーム処理係。 クレームがカメラネタなので、ちょっと身近ではありませんが、クレーマの常識外れな行 動とそれにメゲズに対応するクレーム処理の大変さが垣間見れます。 実際はもっとすごかったんでしょうが、本として書くにはここらへんが限界なんだろうなと思います。 逆に、メーカはここまでクレームに対して対応するのかとも感心させられるし、ゴネ得って本当なんで すね。まあ、得だとしてもクレーマーにはなりたくありませんが。
この手の本は諸刃の剣ですね。クレーム対応者にとっては参考になるが、一方クレーマにも参考になる。


斎藤一人 人生が全部うまくいく話  

人生が全部うまくいく話  ★★★

 著者の成功人生における経験談を短いが味わいのある文章で述べられています。
以前より何冊か著作を読んでいるんですが、有る意味当たり前のことなんだけど、ナカナ カ実行出来ないことについて親しみ易い文章で解り易く書かれています。 更に著者の波動入り「ついてるシール」のオマケ付き。不思議な企画です。洒落好きの 著者の人柄が出ていますね。
 「1回読む」と困ったことがなくなる。「7回読む」とすべてが思い通りになるってい うキャッチコピーが面白い。本書なら1日一回。一週間で7回読めますので、チャレンジ してみてもいいかもね。


修羅場のマネー哲学―1億5000万円の借金を9年間で完済した男  

修羅場のマネー哲学  ★★★

 ちょっと前に読んだ「株はあと2年でやめなさい」の著者の苦労話です。 副題の「1億5000万円の借金を9年間で完済した男」にその苦労のすさまじさが現れ ています。
てっきり40代で何か事業を失敗して借金を背負ったのかと思いきや、20台前半の社会 人成り立てで多額の借金を背負ったそうで、その返済方法が株投資顧問。株でもうけるって こういうことかとちょっと別世界を垣間見れました。
 本書が出た2003年に、今年の株上昇を言い当てているのは流石。別の著書でも触れ ていましたが、素人は2008年で株投資はやめた方がよいようなことも書いてありましたが、 2008年問題もからめもう少し詳しく書かれていればよかったと思います。


ガラクタ捨てれば未来がひらける  

ガラクタ捨てれば未来がひらける  ★★★

 以前読んだ「ガラクタ捨てれば自分が見える」 というスペースクリアリングに関する入門書の続編です。
スペースクリアリングとは要はガラクタを捨てて気運を高めようってことなんです。 前書では、このスペースクリアリグを中心とした一般論的は話でしたが、本書は一歩踏 み込んで具体的にスペースクリアリング後の清めと風水の技法について。
チョット宗教かかった部分もありますが、風水をベースに西洋的にアレンジした手法です。 私としては、単にスペースクリアリングして風水的な機運を高めるくらいでいいのですが、 さらにもう一歩踏み込んでみたい方にはお薦めです。
 ちなみに「ドイツ式シンプルに生きる整理術」 もスペースクリアリング中心にかかれていています。





Home  <--  徒然なる読書Top  【書店リンク集